S1000RR裁判書類 A氏からの反論その①H27年10月23日~
私からの「反訴」に対する答弁が届きました。
ほぼ全て、否定する内容です。
そしてこちらからの答弁に対する認否と反論が、届きました。
こちらです。
抜粋します。
「被告は11/25にレースに出場予定であり、原告と被告はわずか2日間の間に、可能な範囲での修理を実施するという内容の請負契約が成立した」
という反論。
レースに出る前提の修理であると、認識していました。
ここは議論のポイントです。
私は、レースでちゃんと走って、完走できるようにしてくれれば、見た目なんてどうでも良い、という意図で、修理可能かと尋ねました。
「出来るだけやってみる、こうして話している間も惜しい」と言ったのはA氏です。
そして「走れるようになりそう」とその日のうちにメールをくれたのです。
日付: | 2012年11月23日 2:17 | ||
件名: | Re: お疲れ様です。 | ||
送信元: | i.softbank.jp |
バイクは走れる様になりそうです。
外装についてはノータッチなままですが。
重傷なのはFホイールだけですかね。
Fホイールはリムだけでなく、
アルミだから直るんじゃ無いかな?
プロのバイク屋であるA氏にとって、「走れる」とかましてや「レースに出る」とは、どういう意味なのでしょうか。
続きを抜粋します。
仮に不具合があっても、被告が前日練習で試走していれば、A氏のエンジンを提供すると言っていた。
だが、被告は寝坊して走らなかった。
レース前の状態確認を怠ったのは被告であるユーザーの責任である。
だが、A氏が直したから、被告は実際レースに出られたじゃないか。
・・・ですって。
先ず、エンジン提供については、車両引き渡しの時、ブリッピングしたところエンジン(マフラー)から異音と白煙がありました。
それに対し、「エンジンは大丈夫ですか?」と尋ねました。
すると、「オイルロックしていたから・・・中略・・・暫く音と白煙は出るがそのうち収まる」
との説明でした。
その際、本当に大丈夫か尋ねると「じゃあ、うちのスペアエンジンに載せ換えるか?」と言われました。
そのことを言っているのでしょう。
因みに私が断った理由は、スペアのエンジンは中古の得体のしれない(A氏は一度筑波でS1000RRを廃車にしてます。その際の事故車のものかと思いました。)ものですし、
今からA氏が1人で積み替えるとなると、レースに間に合うとは思えなかったからです。
あと、前日の私の「寝坊」について以下の証拠を提出してきました。
「やりきった?」という彼のブログタイトル。
「カードを使いきってもどうにもならなければ諦める選択もあるけど
あるうちはなんとかする。」
「要するに、Aに出来るのは「何とかする」です。」
カッコいいです。
「そして今回もやりきった」
「100%じゃないけど、やれるだけの事はやって受け渡す」
・・・どやっ
やりきった結果がこちら。
(音量注意)
次に、私の「寝坊」の証拠です。
このA氏記事へのコメントです。
「寝坊したよ」
実は、この日は転倒の翌々日ですが、身体が動きませんでした。
肩の脱臼や、手指、足先の各所骨折と腰の打撲、満身創痍(笑)で、
寝坊どころか痛みで殆ど寝られても居ません。
起き上ってバイクを押すのがやっとの状態。
そんな中、1人で筑波往復を2日もこなすのは無理でしたので休養に専念しました。
ですが、そう書くとドクターストップじゃないですが、レース事務局に匿名の連絡でも入ったら、出られなくなります。
レース前は、公けには「ほらこの通り、ぴんぴんしてます」
と言っておかないと。
なにせA氏のブログとA氏の店は、アンチも含め大勢のファンが観てますから。
こちらが、「A氏のお陰でレースに出られた証拠」
予選のリザルトです。
エンジンが止まって惰性でピットに戻ってきた周を含め、3周。
予選タイム1分21秒。
立派なもんです。
続く…。