S1000RR裁判書類その①H27年7月27日(30日)~
私がA氏の店に行くようになったのは、2011年の中ごろだったと思います。
10年の秋ごろS1000RRを購入し、行きつけのバイク屋さんもなかった私は、必死になってS1000RRに強そうな店をネットで検索しました。
そこで見つけたのがA氏のショップ。
リミッターカットのパーツを開発したというような記事や、
当時全日本をS1000RRで戦い始めていたGトライブとも関係が深く、8耐マシンの開発にも加わっている、
というような触れ込みだったと思います。
今にして思えば、まんまと、ですけど。。ネット恐るべし。
ところで、今現在A氏のブログを見ている方々は、どのようなライダーなのでしょう。
当時の私のような知識と経験の少ないライダーだとしたら、気を付けてほしいです。
店選びも最後は自己責任ですが、様々な先輩ライダーの情報を得て、多角的に整理して判断してほしいと思います。
(先輩ライダー選びも難しいところですが、サーキットで速いライダーは相応の経験と眼力を備えていると思います。。)
ところで、彼の言い分と私の言い分。
第三者からすればどっちもどっちだとは思います。
ですが、彼の言い分には何のエビデンスも提示されていません。
これでは、読み手が判断しようにも出来ません。
それ故、此方では、原告であるA氏と被告である私から、エビデンスとして裁判所に提出されたものを中心に、「記録」として成立するものとしていきたいと思いました。
先ずはA氏による訴状と簡易裁判所からの呼出し状です。
前触れなく、裁判所から茶封筒で「被告」として届きます。
公的文書での唐突な被告呼ばわりは、なかなかショッキングでした。
裁判所からの催告状です。読めるでしょうか?
答弁書ひな形と、訴状です。A氏の好きなピンクでハイライトしているところを中心に簡易に抜粋していきます。
請負代金等請求事件 訴訟物の価格66万3190円
請求の原因として2つ上げています。1つは請負契約の主張。2つ目は私の不法行為の主張。
1つ目。
H24/11月21日に私とA氏の間でS1000RRの修理契約が成立し、
25日のレースに出場する為、23日までに修理を終えて引き渡すことを条件として、エンジンが掛からない状態の車両修理を依頼した。
そして、23日、エンジンが掛かり、走行できるところまで修理し、引き渡した。
とあります。
2つ目は私のブログ記事による名誉棄損で30万、慰謝料で20万、計5万とあります。
此方は遅延金などと、後日送られてきた修理明細の写し。
続きと、部品代を振り込んだ後、新たに来た請求書。
これらとともに、名誉棄損の証拠として私のブログ記事が添付されていました。
確かに、、ふざけた書き方してます。当時のブログはほとんどフザケテましたが。A氏は余程腹立たしかったのでしょう。
(因みにブログに登場するS氏は仮名です…)
なお、訴状が来た当時は既に閲覧ロックを掛けていました。ブログの更新も終えていたので。
ですが、彼はそれに先駆け、データをすべて証拠として保存していたそうです。
被害があるなら削除を要請すればよいのに、当初から裁判する気満々だったのでしょうか。
ここまでが、A氏からの宣戦布告でした。
裁判所への出頭期日は9月18日と指定されました。
これまでに、諸般の準備を整えねばなりません。
そして私も反訴に応じました。
続きます。。