とあるバイク屋に訴えられた裁判の記録

神奈川県の 某モーターサイクル店について。。

    A氏からの反論その②についてプロからのメッセージ

    この時点で、走行動画や「オイルロック」というA氏の見立てについて、

    私の知人関係に「どう思うか?」と投げかけていました。

    何名かの方から回答いただいてましたので、その中でお二人のご意見をご紹介します。

     

    一人目がUさん。
    ノービス最強レーサーのひとり。動画を見てご連絡くださいました。

     

    youtu.be

    「音と回転の落ち込みでクランクのメタルってすぐに分かりました!」

    「メタルだと回転に合せてカチカチ音がしますね。
    しかし、これで納車してしまうバイク屋って信じられませんね(汗)」

    「初めはチッチッチッって音から始まって終いにはカチカチ言い出します。
    これは予選の時間だったってだけで試走してると同じ事ですよね!?」

     

    とのコメント。

     

    もう一名は、鈴鹿8耐にも参戦されているチームのメカニックTさん。(そういえば、証言頂いた全日本ライダーのTさんも尋問に協力頂いたレースメカのTさんもみなTさん…ですが別人です…。)

     

    「これ。動画見たらヤバイですね。 最初から治ってないって話しですね。」

    「そもそも、あの車の構造でオイルロックってのがすでにおかしくて、オイルロックしてるなら、コンロッド曲がったり、バルブ曲がったりするので、どう考えてももっとチェックすべきですね。

    「運良くコンロッド曲がらなくてもメタルにはダメージあるはずです。腑に落ちないですね。」

    とのコメント。

     

    その後さらにお電話を下さり、

    「かなり詳細に見て分析した。ライダーも異変に気付いていることが良く分かる。あんなビリビリ割れた音は、エキパイ割れでもなければ出ない。そうなればクランクのトラブルを疑うのが定説」

    「オイルロックは、3,40分以上エンジンを掛けたまま車体を倒して放置しないと、構造的に考えにくい。」

    「それにオイルロックするくらいオイルが漏洩してるなら、そもそもケースが割れたりオイルラインが破損しているし、そうなったら(上記症状がでて)エンジンが壊れる。何れにしてもブローしている筈」

    「その後も、オイルがシリンダーに侵入して残っていたとしても、水温を90度にまで上がる位回したなら、直ぐ燃え切ってしまう」

     

    などの専門的な御指摘と共に、
    A氏の施工状況などの主張を、技術的にことごとく論破してくれました。


    Tさんは、よくご自身のことを「田舎のバイク屋」いうように、自嘲気味にご謙遜されます。
    A氏は、よく「全日本」「8耐」といったビックワードを用いられます。

    皆さんは、どちらを信用されますか。

    続けます。