とあるバイク屋に訴えられた裁判の記録

神奈川県の 某モーターサイクル店について。。

    A氏のブログ(更新前のものがあったので)

    2016年12月01日 23時49分23秒

    一回きりにしたい。

    テーマ:事件ですよ!

    2016年12月01日 23時49分23秒

    一回きりにしたい。

    テーマ:事件ですよ!

    こういうのをBLOGで書くのは一回きりにしたいですね。
    色々とAを応援してくれた方達、相談に乗ってくれた方達、心配して下さった方達。。。
    そんな方々へのご報告も兼ねて、ちょっと迷いましたが書きますね。

     

    ネガティブキャンペーンな所もありますが、今回ばかりは気にしないでください。

    しかもちょっと長いし文章だけなので、今日のBLOGは読まずに流してくださって構いません。

     


    事の内容は4年ほど前からの出来事です。
    それだけ聞いて分かった方、気にしてない方、読むまでもないと思った方、どうぞスルーでお願いいたします。

     

     

     

    結果は大抵の方の予想通りです。
    食い逃げや無賃乗車の類は何を言っても正当性が無いって事です。
    だって食い逃げは食べちゃってますし
    無賃乗車は目的地まで送ってもらってます。
    それを請け負う業者に依頼したのであれば、そこには料金が発生しますし、支払うのは当然のことです。

    例えそれがプロ意識の無いラーメン屋のバイト君が出したラーメンであっても、ラーメンを注文して出してもらえば、食べなくてもお金を支払うのです。
    少なくとも法治国家である日本ではそうです。
    かの国ではどうかなんて、僕は日本で暮らす日本人なので、よその国の事なんて知りませんけれどね。そうは言っても日本の法律だって充分に分かりませんが。。。

     

    つまり色々書きましたが、難癖付けて修理代を踏み倒そうとしても、そうはいかなかったという訳なのです。

     

     


    ではここから先は知りたい方だけ読んでください。

     

    ================


    当時彼のBLOGには、AやAMCを名指しして、ある事無い事(結果無いことの方がかなり多く、巨大なヒレの付いた出任せばかりでしたが)書きまくっていましたが、一応ここではK2R(ケイツーアール)として偽名にしておきます。(以下Kとします。)

     

    まずは認められた事実を時系列順に並べます。


    4年ほどの話です。

     

    Kは日曜のレースに出るために、レース前の水曜に練習に行ったことから話が始まります。

     

    Kは何らかの操作ミスで転倒し、バイクを大破させます。
    困ったKは夕方ウチにバイクを持って来て、何とかならないか?と修理を依頼しに来ました。
    更に土曜には確認のため走行したいので、金曜の晩までに直して欲しいと。
    ですがその時点では電装系も壊れ、正常に電源すら入らず、複数のエラーも表示され、エンジンが掛かるよりも前に、スターターに電気も流れない状態でした。

     

    そこでAも検証する項目が多すぎる事や、当然他の仕事もありますし、何よりAも日曜のレースにはエントリーしていたこともあって、確約は出来ないけれどわざわざ頼って来て頂いたので「出来る所まではやってみる」と言って車体を預かるのでした。

    当然自分のレース車の仕上げなんて、最低限の更に最低なレベルまでしか手を付けられなくなることを覚悟の上で預かります。

     

    まず電気系のトラブルを解消してもらう為にディーラーへ車両を持ちこみ、ダイアグ上のエラーの確認と修理、そしてエラーの消去をディーラーの方と共に行いました。
    その結果、電気系のトラブルはほぼ解消したのですが、尚もエンジンが掛からないと言う事が分かりました。
    エンジンの掛からなかった原因はオイルロック、転倒により噴き出したエンジンオイルがエアクリーナBOX内に流入し、それをエンジンが吸い込んだ事により燃焼室がオイルで満たされている状態でした。
    (オイルロックは通常走行中に起きる様なことは聞いたことがありません。オイルロックが起きたという事は、オイルロックの直前まで、つまり転倒の直前までエンジンは正常に機能していたって事です。)

     

    そこで店に戻り、吸い込んだオイルをプラグ穴から抜き取り、K曰く7-8時間はオイル交換をしていなかったという事もあったのでオイル交換をして、エンジンの掛かる所までは確認をして、その他の修理内容を検討しました。

    (因みにオイル交換のスパンは1000ccのレース車両では3時間程度、ビギナーでも5時間程度を推奨していますので、上級者の彼の場合7-8時間は使い過ぎです。)

     

    その晩
    「足回りやハンドルなどの操作系、その他諸々の補修部品は何とか揃いそうなので車体に関しては間に合いそうではあるが、エンジンは現時点では始動したけれど状況からして完全かどうかは分からない。」と連絡。(レース車なので当然試乗チェックとかできませんし。)


    その上で、他の車体周りの修理箇所が多くてエンジンまで検証している時間が無いけれど、Aが所有しているスペアエンジンに積み替えること位なら出来るので、レースに出場したいのであれば、エンジンを貸し出すと提案。

    ですがそれを聞いたKは、土曜に自分で乗って確認した上で「エンジンに異常があればレースには出ないから積み替えまではしなくて良い。」とエンジン貸出しの提案を断るのでした。

     

    金曜の夜
    希望通り車体の修理に重点を置き、依頼された作業は終了という事で車両を引き渡す。

     

    土曜
    本人寝坊のため練習(確認走行)をすっぽかす。

     

    日曜
    強行的に出場したレースの予選走行中にエンジンが焼き付く。

     


    これが認められた時系列に沿った流れです。
    Kは一部で「エンジンが壊れたのはAのせいだ」とか「エンジンの修理も一緒に依頼したのにやらなかったAがいけない」と責任転嫁をした出任せを言っているようですが、まずエンジンが壊れて転倒したなんて依頼は受けていません。

    もしエンジンが壊れて転倒したって話が本当なら、そんなもん3日で修理できるカモ?なんて夢物語は言う訳がないですし、エンジンが壊れたのを分かっての依頼なら、エンジンの貸し出しを受けると思うんですよね。だって壊れてるって自分で分かってたのでしょうから。


    そして何よりもサーキット走行で7-8時間もオイル交換してもらえなかったエンジンが、オイルを吹き返してロックしているのを見て、たまたま持っていたAのエンジンを貸し出す提案までしていたのに自らそれを断った上で、土曜に確認のため走行するという約束も果たさず、それでいてレースに強行出場したらエンジンが壊れた!と言われても、「そりゃそうだ、だからエンジン貸してあげるって言ったのに。」としか言いようがありません。
    そうすれば、エンジンにトドメを挿さずに済んだのですから。

     

    これが主だった5日間の流れです。


    そしてこれも認められた内容になるのですが
    水曜にKがAに依頼した修理内容はKの趣旨に沿って行われているので、言いがかりをつけらるような事にはなっていませんでした。


    その後エンジンが云々とか、他にも訳の分からぬ言いがかりと出任せを並べ、内金的な金額以外を未払いで通していたので、Aとしては定期的に請求書だけを出していた所
    数回にわたり「法的にも支払い義務はない」という何処の国の法を根拠にしているのか、皆目見当の付かぬ内容証明を送りつけて来るようになったために今回の様な事になったわけです。

     

    諸手続き中もKの話は二転三転し、何が事実なのか、更には何を言いたいのかも良く分からなくなってきて、時には振り出しに戻るような発言があったりで困惑させられ続け、話しもなかなか進みませんでした。

    最初は少額訴訟で済ますような案件でしたが、Kが難癖付けるために簡裁扱いになり、それでも収まらず結局地裁まで話が上がりました。
    更には自称元ヤクザという人物を使って脅しに来たりと、本当に色々ありました。

     

    書き出すとまだまだキリが無く
    ヤバくて書けない内容も沢山あり、本当に書きたいことはもっともっとあります。
    でもね今回はいい勉強になりました。

     

    それなりの決着も付きましたし

    これで来年は、少しは良い年を迎えることが出来そうです!